ご注意:本サイトはAIエージェントを用いた検証の記録であり、投資助言・勧誘ではありません。掲載の数値は過去データのバックテスト(シミュレーション)に基づく仮定値で、実運用実績ではなく将来の成果を保証しません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

一次検証ログ / 2026 UPDATE

AIを相棒に、「勝てる気がする」
データで殺し続けた記録。

コードを自分では書かない経営者が、AIエージェントを相棒に、FXとマルチアセットのシステムトレードを一から検証しました。 たどり着いたのは派手な必勝法ではなく、「綺麗に勝つほど過剰最適化を疑う」という、プロが使う検証の規律。 専門家でない一人の人間でも、AIを使えばここまで踏み込める——その実例として、陽性結果をいかに殺したかの全記録を公開します。

8 + 1
検証した価格・キャリー戦略
0
FX標本で生き残ったエッジ
0.64
分散後に出たCTAのSharpe
17年
多レジーム検証窓 2008–2024

※ 数値はすべて過去データのバックテスト(シミュレーション)に基づく仮定値です。実運用実績ではなく、将来の成果を示すものではありません。

中心となる結論

“勝ち”に見えたものの正体は、たいてい一つの相場局面(円安)過剰最適化だった。
本物のエッジは「当てる」ことではなく、分散して耐えることの中にあった。

SOURCE — docs/CONCLUSION.md / 検証対象:FXメジャー+28ペア(2022–24)・クロスアセット29ETF(2007–24)

「勝てる戦略」を探す旅は、
「負け方」を理解する旅だった。

一度に変える変数は1つだけ。勝率ではなく期待値で測る。陽性結果ほど別のAIエージェントで批判監査する。 この規律で進めた検証の航跡を、時系列で追います。

PHASE01

骨格戦略の素の実力を測る

逆張り−2σ反発、終値ブレイク、通貨強弱フィルター。シンプルな骨格を、ルックアヘッドを排除して素のまま計測。往復2〜3pipsのコストが期待値(R)を食い、ことごとくマイナスへ。

NO-EDGE / 期待値マイナス
PHASE02

プロの定番戦略を一通り試す

TSMOM・横断モメンタム・ORB・Donchian・RSI(2)・キャリー。低頻度化でコストは外せたが、外した先にエッジが無い。唯一プラスのキャリー(金利収益+16.7%)も…。

NO-EDGE / キャリーのみ局面依存で残存
PHASE03

陽性結果の正体を暴く(批判監査)

勝っていたUSDJPYのテクニカルも、キャリーの+16.7%も、JPYを除くと崩壊(全体−5.1%)。2022–24の“勝ち”はすべて単一マクロ要因「JPY安」に帰着。標本が単一レジームに支配されていた。

蜃気楼 / 単一レジーム依存
PHASE04

視点を変える:プロは何をしているか

答えは「より良い指標」ではなく 多市場分散 × ボラ・ターゲティング × 過剰最適化を疑う統計。これを最小構成で再現(クロスアセット29ETF・2007–24・複数レジーム)。

仮説転換
PHASE05

初めて監査を通過したエッジ

FX単体のSharpe 0.31が、クロスアセットで 0.64 へ。2008/2020/2022の危機で稼ぎ、株との相関−0.09。「分散がエッジを生む」を実測。現実配備版でも Sharpe ~0.50。

ROBUST-EDGE / 多レジーム生存
PHASE06

本物か、運か。最後の統計検定

Deflated Sharpe Ratio と CSCV-PBO で試行回数を割り引く。結論は「たぶん本物だが控えめ」。期待Sharpeは見出しの0.5でなく、補正後 ~0.3–0.4 が妥当と正直に置く。

PROBABLY-REAL / 期待値は控えめに

8本のレポート

各レポートは独立して読めます。冒頭に要点(TL;DR)、本文に実データ、末尾によくある質問(FAQ)を置いています。 投資助言ではなく、再現可能な検証の記録です。

REPORT 01FX / 検証

FXテクニカルに「勝ち」は無かった

8つの価格戦略はすべて期待値マイナス。勝って見えたUSDJPYも、正体は単一レジーム「JPY安」の蜃気楼だった。なぜ陽性結果ほど疑うべきか。

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REPORT 02CTA / 分散

分散×ボラ調整で初の頑健なエッジ

「より良い指標」を捨て、多市場分散とボラ・ターゲティングへ。FX単体0.31→クロスアセット0.64。危機で稼ぐクライシス・アルファの正体。

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REPORT 03統計 / 検定

そのエッジは本物か(DSR / PBO)

11回も試せば運だけでSharpe 0.39に届く。Deflated Sharpeと過剰最適化確率で、見出しのSharpeをどこまで割り引くべきかを検定する。

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REPORT 04個人口座 / コスト

個人にレバは割に合わない

信用2倍は買方金利を引くとSharpe 0.66、現物は0.67。コストを正直に引くと判断が反転する典型。SBI証券での実機確認まで。

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REPORT 05為替 / リスク

為替ヘッジは「50%固定」が後悔最小

静的ヘッジの要否はUSD/JPYの方向性ベットそのもの。動的ヘッジは円高でウィップソー破綻。方向を読まないなら50%固定が最も後悔が小さい。

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REPORT 06設計 / 確定版

最終スペック:SPY30%×CTA70%

現物のみ・50%固定ヘッジ・週次監視。年率7.6%/最大DD−22%/Sharpe 0.68。役割は「最大化」ではなく株との分散。実弾ユニバースまで。

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REPORT 07方法論

検証を歪ませない7つの規律

一度に1変数・事後ベスト選択の排除・gross/net分解・多レジーム検証…。バックテストの“蜃気楼”を見破るために守ったルールを一般化して共有。

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REPORT 08運用 / AWS

検証で終わらせない:運用システムをAWSへ

CTA戦略を毎週自動で回す仕組みをAWSにデプロイ。AIに提案させたサーバーレス構成(Lambda+DynamoDB+EventBridge+SES)と月額数十円の運用コストを、非エンジニア向けに解説。

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素人とAIだけで、
ここまで具体化できた到達点。

「最大化」ではなく「分散して耐える」ことを狙った構成。AIとの検証の結論を、現物・借入なし・SBIで売買可能なETFという制約に落とし込んだものです。 これは読者への投資推奨ではなく、AIを使った検証がどこまで具体化できるかの一例です。円建ての見出し金額は円安の追い風を含むため、素の実力はドル建てSharpeで見ます。

コアSPY : CTA 最終評価額 年率 最大DD Sharpe 役割
0 : 100(全CTA)¥1,134万4.9%−16.4%0.53守り最優先
30 : 70 ◎採用案¥1,736万7.6%−22.0%0.68効率の頂点・株依存小
50 : 50(旧採用案)¥2,138万8.9%−29.8%0.68同Sharpe・DD深い
70 : 30¥2,539万10.0%−39.6%0.65攻め
100 : 0(全SPY)¥3,141万11.4%−54.1%0.60株100%

¥500万一括・2008–2024・税込・50%ヘッジ・現物のみ・実弾ユニバースSBI-8。出典:docs/FINAL_SPEC.md(run_core_ratio.py / run_sbi8_scenarios.py)。これらは過去データのバックテスト(シミュレーション)上の仮定値であり、実運用実績ではなく将来の成果を保証しません。投資助言ではありません。

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この検証を行った人

研究者・天馬のプロフィール画像

天馬

FOUNDER / NON-ENGINEER BUILDER

エンジニアとしてキャリアをスタートし、その後は経営者として複数の事業を推進。2025年、AIエージェント開発の可能性に衝撃を受け、 コードを直接書かずに試験管理・学習支援・研修管理などのシステムを構築・リリース。「仕様設計 → 実装 → リリース」をAIで一貫させる開発スタイルを確立した。 現在はその知見をトレード領域へ応用し、AIによる市場分析と意思決定の再現性に着目。 このサイトが伝えたいのは「勝ち方」ではありません。コードを書けない人間でも、AIエージェントを相棒にすれば、プロが使う検証の規律にここまで到達できる——その可能性を、検証プロセスごと公開する一次研究ログです。

⚠ 重要なご注意 — 投資助言ではありません

本サイトの内容は、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではなく、筆者個人による検証・研究の記録です。 過去のバックテスト結果は将来の成果を保証しません。記載の数値は固定コストを仮定した近似であり、円建ての金額には為替(特に2008–2024の円安)の影響が含まれます。 投資判断はご自身の責任で、必要に応じて専門家へご相談のうえ行ってください。